こんにちは。
運営スタッフの菅野です( ˘ω˘ )
今月から持ち回りでブログを担当することになりました!
3月の「えん」はまた新しい参加者1名をお迎えし、自己紹介とテーマについてお話していただきました。
今回のテーマは『仕事のこと、復職のこと』です。
『仕事のこと、復職のこと』
「えん」に参加されている方の中には、
お仕事に復帰した人から、新たな道を歩み始めた人など、様々な方がいらっしゃいます。
お話の一部をご紹介させていただきます。
お仕事に復帰した人
「脳梗塞をやる前はフロント業務、脳梗塞やってから本部の監査部にいます。脳梗塞で本部にいることはしょうがないと思ってる。でももとの仕事に戻りたいなーって思う。障害者雇用ではない。(復職までの休職期間)必要だったね。」
復職を考える上で必要になってくるのが雇用形態。
元々の仕事にすぐに復帰するのは難しいとなった場合、障害者雇用に切り替えたり、部署異動になることもあります。
「傷病手当」(多くが1年6か月まで)を活用して、休職中リハビリや職業訓練を受けてから職場復帰される方もいらっしゃいます。
「仕事は一応できているのかなって。今は事務というかスキャンやったり、パソコンで打ち込みやったり。リフレッシュしないとだめですね。」
リフレッシュすること、本当に大事ですね!
(私も休みの日は積極的に休みます!!!)
これまで以上にエネルギーを消費して、中には脳疲労をおこしやすい方もいらっしゃいます。継続的に仕事を続けるためにはいかにして休むか、こちらも本気で考える必要がありそうです。
「復職して1年、思い通りにならない事とか浮き彫りになってきています。
ブランクを心配していましたが、病前と同じといかないまでも最低限の仕事は出来ています。
でも、こちらの気持ちと会社の気持ちのベクトル合わないです。
勤務先と継続して話をすることが必要だと思っています。わたしばっかりにかまってもらうわけにはいかないけれど、話をしないと振り向いてもらえないと思っています。もどかしさの真っ最中です。」
復職してまずは仕事がこなせているということは、とても素敵なことですよね。
一方で自分が思い描く仕事と、実際にこなす仕事が異なるとストレスが募る・・。
会社としても一度大きなご病気をしたということで「無理をさせてはいけない」と慎重になることは考えられます。
が、職場復帰の支援が手探りということもありますので、その場合には自ら会社と話を続けることも必要かもしれませんね。(確かに相手のタイミングを見測るのは大事な配慮!)
新たな道を歩み始めた・始めようとしている人
「病気をして2年間くらい入院とリハビリをしていたので、会社がおざなりになって倒産。何もやる気が起きない状態だった。仕事をしないといけなくなったので、バイトを5ヶ月くらいやって、仕事についてはだんだん意欲が増してきて、今年の夏くらいには自分でお店をやろうかなって!これまで生きている意味がない感じだった。今は仕事をする気というか目標ができてきて、頑張って生きている!」
これまでの生活とはガラッと変わるので、気力がわかなくなる途方に暮れること誰しもあると思います。ここからどう工夫するか。きっかけも、挑戦することも人によってさまざまかと思いますが、まずは「なにかしらやってみる!」ということで考え方が変わったり、新たな道が切り開かれたりすることへつながるのかもしれませんね。
みなさん、今回も貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
参考記事
『高次脳機能障害のある人に向いてる仕事 就職・復職・転職のポイントを解説』
https://kizuki-corp.com/kbc/column/higher-brain-dysfunction-find-work
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